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JORA BLOG

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.10

みなさん、こんにちは!
陸上班清水がレース公式サイト11月8日(木)時点での情報をお伝えいたします。

CLASS40トップはYoann Richomme(Veedol-AIC)

海と風による難しいコンディションでのセーリングから2日が経過しました。
La Route du Rhum-Destination Guadeloupeに挑戦するソロセーラーは二つのグループに分かれています。1つはアゾレスまたはアデイラへより早くたどり着くべく、この悪天候に立つ向かうグループ。もう1つは気象状況が回復するまで避港する事を望んだグループです。
これにより海上でのリタイヤ、取り返しのつかない破損が非常に少ないことが分かります。前回開催の2014年のリタイヤは27艇、大半の船がレーススタートから3日以内のことです。2018年の今年は11月6日(水)の時点で公式にリタイヤした船が3艇です。しかしながらディスマストをしたIsabelle Joschke(Imoca)、Sam Goodchild(Class40)、座礁をしたWilly Bissainte(Class40)と同様に転覆から救助されたArmel le Cléac’h(Ultime)のレース再開が難しいことは明らかでしょう。

 

またレース運営はグアドループでのフィニッシュライン閉鎖を予定していた12月2日から12月7日まで(5日間)延長した模様です。
レースの参加・継続・リタイヤの決定は全てスキッパーの自己判断で決められます。
この悪天候に挑むのも、ブルターニュやスペインの港などで天候が落ち着くのを待つこともスキッパーが各々の理由で判断をしています。
Class40協会の会長でLa Route du Rhum-Destination Guadeloupe2018に参加、現在はベノデに避港しているHalbard Mabire氏が自身のFBアカウントで以下のような説明をしています。(Halvard Mabire and Miranda Merron Sailing teamFBアカウントはこちらから)

2018年11月6日15時56分ーHalvard Mabire and Miranda Merron Sailing teamのFBページにて投稿されたアルバート氏による説明から抜粋

気象状況確認後、大西洋はしばらくの間大荒れになり、予想できる迂回手段は全く無いように思われる。

具体的にはジブラルタルの緯度までたくさんの風が予想されていて、さらにそれらの風は好ましくない方向に吹いている。快適さを求めなければ風には対応できるが、私たちにとってこれに影響して生まれる「荒れた」海がより大きな問題になる。

セールを適応させることで風を乗り切ることが出来ても荒れた海は厄介だ。大きなうねりのきつい海は交渉の隙があるが、低気圧前線や様々な方向に相次ぐ風に伴って生じる波浪が「交差」した海を把握するのはより難しい。

Class40は良い船で、おそらく非常な荒天にも立ち向かうことができる。私たちの世界一周やいくつかの大西洋横断がその点を保証する。しかしながら、電子回路、セール、その他の艤装などに最小被害も一切なしで切り抜けることは稀で、常に悪質な波によって転がされるリスクがある。

Colombre XLは私に託された船であるし、Class40の来シーズン全てに参加することになっているから、一番大切なことは船を最良のコンディションでオーナーに戻すことだ。

そのような条件と発表された気象予報を考慮すると、自発的にこのような危険な状況を進まないという選択が妥当だろう。抜けられるルートが見つかった時点で、追って状況を再検討するつもりだ。より早くに避港の判断をした他のセーラーに対して言えば、私は通過ゲートが開くことを期待しギリギリまで避港の判断を待つことを望んだ。しかしながら遭遇したコンディションは予報データをはるかに超えるもので、発表されていた前線の激しさを証明した。

 

 

 

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.9

みなさん、こんにちは!
陸上班清水がお伝えいたします。

現地時間11月7日(水)9時20分の位置情報/https://www.routedurhum.com/fr/cartographie

2018年11月4日(日)14:00にスタートをした貴帆は気象・海象からロリアンに避航しています。
今週に入り次々と発生する低気圧の影響で123艇のレース艇は大きな影響を受けています。
昨日11月6日La Route du Rhum-Destination Guadeloupe公式ページの情報では123艇のうち30艇が技術的問題による寄港またはリタイヤを余儀なくされているとの事です。

Ultimeクラス Maxi Solo Banque Populaire IXのArmel Le Cléac’h はアゾレス外洋で転覆。
スキッパーは無事です。

本日11月7日の更新によるClass40艇の状況は以下の通りです。
公式ホームページより抜粋)
・・・・・・・・・
• Marc Dubos (Esprit Scout) ロスコフに避港
• Jean Galfione (Serenis Consulting) ブレストに避港
• Dominique Rivard (Marie Galante-April) はブレストに寄港(破損 : スキッパーが膝を負傷)
• Maxime Cauwe (Azeo-On est large) カマレに避港
Hiroshi Kitada (Kiho) ロリアンに避港
• François Lassort (Bijouteries Lassort-Tonton Louis) ブレストに避港
• Cédric de Kervenoael (Grizzly Barber Shop) カマレに避港
• Nicolas Jossier (Manorga) コンカルノーに避港
• Andrea Fantini (Enel Green Power) ロリアンに避港
• Romain Rossi (Fondation Digestscience) ロリアンに避港
• Halvard Mabire (Colombre XL) ベノデに避港
• Emmanuel Hamez (Teranga)  ベノデに避港
• Loïc Le Doyen (Saint Cast-Le Guildo-Terre Exotique) ロリアンに避港
• Sam Goodchild (Narcos : Mexico) ブルターニュに航路変更(破損 : ディスマスト)
• Arthur Gascoin (Up Sail & Connect) ロリアンに向けて航路変更
• Olivier Magre (E. Leclerc-Ville La Grande) ロリアンに向けて航路変更
• Sébastien Desquesses (Kersia-Le Guével-Spirit of Saint Malo)ブルターニュに航路変更
• Arthur Hubert (Audi Saint Malo-Espoir pour un Rhum) コローニュに向けて航路変更

 

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.8

皆さん、こんにちは!
陸上班清水がお伝え致します。

サン・マロ、La Route du Rhum-Destination Guadeloupeレースヴィレッジの貴帆が本日フランス時間午前3時15分にドックアウトをいたしました。

ドックアウトする貴帆

11月3日(土)の日中にドックアウトした船はヴィレッジを訪れた多くの観客に見守られての出発でしたが、この時間帯はヴィレッジが封鎖されるため関係者以外の姿は見えません。
それでも貴帆チームはもちろん、JORAヨーロッパスタッフ櫻田さんご夫妻もポンツーンまでお見送りにいらしてくださいました!ありがとうございます。

ストップ・ロックでのスタンバイ中

貴帆からの写真

午前4時11分サン・マロ水門を他20艇のClass40と共に通過し、海面に向かいました。
スタートまでのおやつには矢部さんの奥様よりいただいたお菓子がスタンバイされているようです!

レーススタートは11月4日(日)フランス時間の14時(日本時間:11月4日(日)22時)です!!

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.7

皆さん、こんにちは。
陸上班清水がお伝えいたします!

ついにスタート1日前となりました。
午前中はスキッパーに対する気象ブリーフィングが開催され運営からレース中の気象情報が説明されます。この一週間スキッパー同士で交わされる会話の大きなテーマの一つでした。

出艇申請書に署名する北田氏

北田氏は11月2日(金)レース運営に対しを提出!書面には「スキッパーはヨットレースが危険を伴うことを承知している(I know that sailing competition ca be dangerous)。」との確認事項も記載されています。

大西洋横断、自然と対峙するスポーツです。

スキッパーと船がタッグを組んだ熱い挑戦ですが、危険と常に対峙している事を改めて感じました。
ヴィレッジでは本日11月3日( 土)フランス時間13:03よりドッグアウトをスタートいたします。
貴帆は11月4日午前3:45分の通過。

いよいよ北田氏の挑戦のスタートが切られます!
ご声援のほど、よろしくお願いいたします!

新聞メディアに掲載していただきました

皆さん、こんにちは!
広報担当大吉です。

いよいよ、【La Route du Rhum-Destination Guadeloupe 2018】スタートが明日11月4日と迫ってまいりました。
スタートは、現地時間の14時(日本時間の22時)となります。

本日は、レーススタートを前に、北田の出身・在住地である青森、北海道の新聞メディアに、今回の挑戦を取り上げていただきましたので、ご報告いたします!

 

【デーリー東北新聞 10月28日付】デーリー東北新聞 10月28日付 北田浩

デーリー東北新聞社 Web版でもご覧いただけます。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00010000-dtohoku-l02

 

【Web東奥 11月1日付】

Web東奥 11月1日付

Web東奥 11月1日付

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/108410

 

【函館新聞 電子版 11月3日付】

函館新聞 11月3日付

函館新聞電子版 11月3日付

https://digital.hakoshin.jp/sports/other/41459

 

【北海道新聞 電子版 11月3日付】

北海道新聞 電子版 11月3日付

北海道新聞 電子版 11月3日付

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/244445/

 

今回の記事作成にご尽力くださいました各新聞社の皆さま
誠にありがとうございます。
この場を借りて、あらためて御礼申し上げます。
(掲載日順に記載)
 デーリー東北新聞社 橋端様
 東奥日報社 泉様
 函館新聞社 小林様
 北海道新聞社 田中様
 

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.6

【La Route du Rhum-Destination Guadeloupe 2018】
サン・マロ(仏)からグアドループ(仏領-カリブ海)への大西洋横断ソロレース!
6つのカテゴリーに分けられる123艇が3,543マイル(=6,562km)に挑みます。
スタート:2018年11月4日フランス時間14:00(日本時間22:00)

ついにレーススタートまであと4日!

フランスのオーシャンソロレースの中で1、2を争うほどの人気マリンイベントであるラ・ルート・デュ・ラムに日本人初挑戦をする北田 浩氏。前回開催の2014年にレースヴィレッジを訪れ大きな感動を受けた北田氏は自艇「貴帆」を2015年に建造し、ついにそのスタートラインに並びます。

レース発足40周年を祝う2018年ルート・デュ・ラムには最多数の船がスタートラインに並びます。

ULTI ME: マックス・マルチハルの頂点にあるカテゴリー
          60フィート以上でサイズの限度はない

MULTI50:MULTI50クラスに属する50フィートのマルチハル(全長15メートル)

IMOCA:ハイパフォーマンスのモノハル艇
                   Vendée Globeで競われる船

CLASS40:Class40に属するモノハル艇で全長12.18メートル

RHUM Multicoque(マルチハル):39フィート以上60フィート未満のクラスに属さないマルチハル艇

RHUM Monocoque(モノハル):39フィート以上のクラスに属さないモノハル艇

10/04/2018
© OCSPORT PENDUICK/SEA EVENTS
 
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La Route du Rhumヒストリー
(公式ホームページより抜粋、日本語訳:JORA事務局)

マリンスポーツイベントであるラ・ルート・デュ・ラムは大きな人気を誇る行事の一つに数えられます。第一回の開催からこの魅力的な大西洋横断のスタートはサン・マロで行われてきました。海賊の街としての名を残すサン・マロは4年毎に海の想像的世界の扉を開き、多くの人々を迎えてきました。それはまさしくオーシャン(大洋)という類稀なる激しさに立ち向かう準備の整ったソロセーラーの絶対的な夢を前にした逃避行と感嘆の世界です。

自由という壮大な風の知らせ!まさしくレース発起人であるミシェル・エトヴェノン氏が求めたように、ラ・ルート・デュ・ラムは常に多様性をもたらしてきました。1978年以降ラ・ルート・デュ・ラムはモノハル艇、マルチハル艇、小さなオーシャンレーサーと偉大なレジェンドを同じスタートライン、同じレースコースに集めてきたのです。この新たなジャンルの大西洋横断レースはあらゆる種類のセーラーに対して大西洋の新たな航路を開き、オフショアレースの頑固たる生命力を与えているのです。

第一回レース開催とマイク・ビルチの小さなトリマランがミシェル・マリノヴスキの大きなシガールを98秒差で追い越した伝説的勝利からラ・ルート・デュ・ラムは海に立ち向かい、恐怖に対するメーターを狂わせようとするセーラーと船から成るコンビ(カップル)にメディアのスポットライトを当てています。驚くべきサイズを誇るマキシ・マルチハル艇と流行の最先端にいるより人気の高いシリーズ艇(ImocaやClass40など)の参加を通し、ラ・ルート・デュ・ラムがレースヨットの構造(設計)と技術の進化を証明することは当然のことと言えるでしょう。

スキッパーに対しても同様に多様性とジャンルの融合がサン・マロとポワンタピートルまでのレース中で見ることができます。4年ごとに全ての水平線(領域)から来るセーラーはレースの魅力を堪能しその根源を求めるために集まります。ラ・ルート・デュ・ラムは同じスタートラインの上にプロのセーラーとアマチュアセーラーを迎えるのです。人間のアヴァンチュール(冒険)の魅力に混じり合う大海原とレースの激しさに立ち向かう瞬間をラ・ルート・デュ・ラムは無名のセーラーにも有名セーラーに対しても平等に与えるのです。オーシャンレースの美しいページの中に刻み込むために…

前回開催のカテゴリー別レコード

ULTI ME:ロイック・ペイロンの7日間15時間8分32秒

MULTI50:エルワン・ル・ルーの11日間5時間13分55秒 

IMOCA:フランソワ・ガバーの12日間4時間38分55秒

CLASS40:アレックス・ペラの16日間17時間47分8秒

CLASS RHUM:アン・カズヌーヴの17日間7時間6分3秒

続きは公式HPよりご覧頂けます。(仏/英)

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