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JORA BLOG

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.12

みなさん、こんにちは。
陸上班清水がお伝えいたします。

11月11日(日)フランス時間の午前中、北田浩氏の貴帆はグアドループに向けて再スタートを切りました。

避港をしていたロリアンから出航する北田氏

フランス時間9時のトラッキング情報では貴帆はClass40フリートの39位についています。

11月12日フランス時間9:00の位置情報

現地点では53艇中6艇のClass40艇がリタイヤを正式に発表。また本日の公式サイト情報はClass40の注目セーラーの一人だったVandBのMaxime Sorel(2017年Fastnet1位)がUTC01:00の段階でディスマストをしたと伝えています。セーラーは無事で、カナリア諸島へ航路を向ける模様です。
40周年を迎える第11回La Route du RhumですがClass40においては特に歴史的なトランザットになることでしょう。スペイン、ポルトガルに寄港した艇、ブルターニュのマリーナに避港した艇達は先週の土曜日から昨日の日曜日にかけて再スタートをしています。一方レースから1週間を迎え、すでに1250マイルを帆走り貿易風というハイウェイを行く先頭フリート。トップを守るYoann Richommeは次のようにコメントをしています。(公式サイトより抜粋)
「とても天気がいいので、間も無くTシャツに着替えることでしょう。風が入り始めたので、だいたい平均11〜12ノットのリーチングです。これからの二日間は次のジャイブポイントに向けてまっすぐです。夕方からはスピネカーを揚げるけれど、南に来たことを実感しますね。私たちはトランザットのより面白い部分である第2ステージを迎えています!」

レース全体ではUltimeがついにフィニッシュ!
信じがたいシナリオではありますが、6日間に渡りトップを帆走っていたMacifのFrançois Gabardを最後の最後フィニッシュライン目前でIDEC SportのFrancis Joyon が抜き去り優勝を飾りました!この2艇がグアドループを回った60マイル、6時間に及ぶ勝負は多くの注目を集めました。
Francis の記録は7日間14時間21分47秒、次に続いたFrançois Gabardとの差はたった7分8秒でした。

ポワントピートルの歴史的夜の動画
La Route du Rhum-Destination GuadeloupeFB公式ページより

貴帆はおよそ5日間の避港期間を経て再スタートを切りました!
引き続きご声援をお願いいたします!

La Route du Rhum-DestinationGuadeloupe通信No.11

みなさん、こんにちは!
陸上班清水がレース公式サイト9日の情報をお伝えいたします。

2018年11月9日フランス時間AM7:00の位置情報

2018年11月9日フランス時間AM7:00の位置情報

レース4日目になりましたがClass40のフリートはまだまだ悪天候を抜けていません。
木曜日の夜から金曜日にかけて、特にリスボン緯度に位置するスキッパーに対しては新たな低気圧の前線が予報されています。このような状況でClass40トップ帆走るYoann Richomme、Phil Sharp、 Aymeric Chappellierのトリオが南にアゾレスの高気圧へ一回りするために南方に逃げることは当然のようです。

トップを帆走るYoann Richommeによる木曜日のコメント:「戦略としては、私のすぐ後ろにある荒れた海域を避けるためにいち早く船を南に進めることで、他の船はこの海に耐えなくてはいけないでしょう。いくつかの遅れが出ることは間違いないけれど、このコンディションで船を進めることは難しい。

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe2018の中で女性セーラートップを帆走るCampagne de FranceのMiranda MerronさんはFBにて昨日以下コメントを出しています。
Miranda Merron:2014年前回大会6位完走
         2014年Campagne de FranceはClass40シリーズチャンピオン
                      2017年Campagne de FranceはMiranda Merron&Halvard MabireのペアでRORC
         (Royal Ocean Racing Club)Class40カテゴリーのチャンピオン

©️Miranda Merron-Campagne de France

2018年11月8日投稿コメントより抜粋:
(FBアカウント:Halvard Mabire and Miranda Merron Sailing team)
3つの低気圧があり、今夜が3つ目です。 前回の2つの低気圧は船を壊すレベルで3つ目も同じようなレベルでしょう。アメリカ式チャート上で「STORM」表記された低気圧は明日にもイギリスとフランスへ移動します。昨日は55ノットを目にすることとなり、ものすごい一日でした。たった35ノットでのセールチェンジの際には望まない方向へ9マイル進む羽目になりました。特にソロの場合は正しく戻すために時間がかかります。これからいち早く今夜の準備に取り掛かります。今夜の低気圧は24時間続けて30〜35ノットは吹くことは間違いなく、おそらくもっと強くなるでしょう。 Ursuitのドライスーツを着て数日過ごしていますが、このドライスーツは本当に乾いていて防水です。船内の移動は非常に危険なためヘルメットが欠かせません。風がないときにいくつかの修理をしましたが、まだリストにはやるべきことが残っています。もし陸が近かったら間違いなく寄港を選択していたことでしょう。避港/寄港を選択したセーラーは正しいと思います!
Miranda/Campane de France

レース公式HPはこちらからご覧頂けます。

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.10

みなさん、こんにちは!
陸上班清水がレース公式サイト11月8日(木)時点での情報をお伝えいたします。

CLASS40トップはYoann Richomme(Veedol-AIC)

海と風による難しいコンディションでのセーリングから2日が経過しました。
La Route du Rhum-Destination Guadeloupeに挑戦するソロセーラーは二つのグループに分かれています。1つはアゾレスまたはアデイラへより早くたどり着くべく、この悪天候に立つ向かうグループ。もう1つは気象状況が回復するまで避港する事を望んだグループです。
これにより海上でのリタイヤ、取り返しのつかない破損が非常に少ないことが分かります。前回開催の2014年のリタイヤは27艇、大半の船がレーススタートから3日以内のことです。2018年の今年は11月6日(水)の時点で公式にリタイヤした船が3艇です。しかしながらディスマストをしたIsabelle Joschke(Imoca)、Sam Goodchild(Class40)、座礁をしたWilly Bissainte(Class40)と同様に転覆から救助されたArmel le Cléac’h(Ultime)のレース再開が難しいことは明らかでしょう。

 

またレース運営はグアドループでのフィニッシュライン閉鎖を予定していた12月2日から12月7日まで(5日間)延長した模様です。
レースの参加・継続・リタイヤの決定は全てスキッパーの自己判断で決められます。
この悪天候に挑むのも、ブルターニュやスペインの港などで天候が落ち着くのを待つこともスキッパーが各々の理由で判断をしています。
Class40協会の会長でLa Route du Rhum-Destination Guadeloupe2018に参加、現在はベノデに避港しているHalbard Mabire氏が自身のFBアカウントで以下のような説明をしています。(Halvard Mabire and Miranda Merron Sailing teamFBアカウントはこちらから)

2018年11月6日15時56分ーHalvard Mabire and Miranda Merron Sailing teamのFBページにて投稿されたアルバート氏による説明から抜粋

気象状況確認後、大西洋はしばらくの間大荒れになり、予想できる迂回手段は全く無いように思われる。

具体的にはジブラルタルの緯度までたくさんの風が予想されていて、さらにそれらの風は好ましくない方向に吹いている。快適さを求めなければ風には対応できるが、私たちにとってこれに影響して生まれる「荒れた」海がより大きな問題になる。

セールを適応させることで風を乗り切ることが出来ても荒れた海は厄介だ。大きなうねりのきつい海は交渉の隙があるが、低気圧前線や様々な方向に相次ぐ風に伴って生じる波浪が「交差」した海を把握するのはより難しい。

Class40は良い船で、おそらく非常な荒天にも立ち向かうことができる。私たちの世界一周やいくつかの大西洋横断がその点を保証する。しかしながら、電子回路、セール、その他の艤装などに最小被害も一切なしで切り抜けることは稀で、常に悪質な波によって転がされるリスクがある。

Colombre XLは私に託された船であるし、Class40の来シーズン全てに参加することになっているから、一番大切なことは船を最良のコンディションでオーナーに戻すことだ。

そのような条件と発表された気象予報を考慮すると、自発的にこのような危険な状況を進まないという選択が妥当だろう。抜けられるルートが見つかった時点で、追って状況を再検討するつもりだ。より早くに避港の判断をした他のセーラーに対して言えば、私は通過ゲートが開くことを期待しギリギリまで避港の判断を待つことを望んだ。しかしながら遭遇したコンディションは予報データをはるかに超えるもので、発表されていた前線の激しさを証明した。

 

 

 

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.9

みなさん、こんにちは!
陸上班清水がお伝えいたします。

現地時間11月7日(水)9時20分の位置情報/https://www.routedurhum.com/fr/cartographie

2018年11月4日(日)14:00にスタートをした貴帆は気象・海象からロリアンに避航しています。
今週に入り次々と発生する低気圧の影響で123艇のレース艇は大きな影響を受けています。
昨日11月6日La Route du Rhum-Destination Guadeloupe公式ページの情報では123艇のうち30艇が技術的問題による寄港またはリタイヤを余儀なくされているとの事です。

Ultimeクラス Maxi Solo Banque Populaire IXのArmel Le Cléac’h はアゾレス外洋で転覆。
スキッパーは無事です。

本日11月7日の更新によるClass40艇の状況は以下の通りです。
公式ホームページより抜粋)
・・・・・・・・・
• Marc Dubos (Esprit Scout) ロスコフに避港
• Jean Galfione (Serenis Consulting) ブレストに避港
• Dominique Rivard (Marie Galante-April) はブレストに寄港(破損 : スキッパーが膝を負傷)
• Maxime Cauwe (Azeo-On est large) カマレに避港
Hiroshi Kitada (Kiho) ロリアンに避港
• François Lassort (Bijouteries Lassort-Tonton Louis) ブレストに避港
• Cédric de Kervenoael (Grizzly Barber Shop) カマレに避港
• Nicolas Jossier (Manorga) コンカルノーに避港
• Andrea Fantini (Enel Green Power) ロリアンに避港
• Romain Rossi (Fondation Digestscience) ロリアンに避港
• Halvard Mabire (Colombre XL) ベノデに避港
• Emmanuel Hamez (Teranga)  ベノデに避港
• Loïc Le Doyen (Saint Cast-Le Guildo-Terre Exotique) ロリアンに避港
• Sam Goodchild (Narcos : Mexico) ブルターニュに航路変更(破損 : ディスマスト)
• Arthur Gascoin (Up Sail & Connect) ロリアンに向けて航路変更
• Olivier Magre (E. Leclerc-Ville La Grande) ロリアンに向けて航路変更
• Sébastien Desquesses (Kersia-Le Guével-Spirit of Saint Malo)ブルターニュに航路変更
• Arthur Hubert (Audi Saint Malo-Espoir pour un Rhum) コローニュに向けて航路変更

 

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.8

皆さん、こんにちは!
陸上班清水がお伝え致します。

サン・マロ、La Route du Rhum-Destination Guadeloupeレースヴィレッジの貴帆が本日フランス時間午前3時15分にドックアウトをいたしました。

ドックアウトする貴帆

11月3日(土)の日中にドックアウトした船はヴィレッジを訪れた多くの観客に見守られての出発でしたが、この時間帯はヴィレッジが封鎖されるため関係者以外の姿は見えません。
それでも貴帆チームはもちろん、JORAヨーロッパスタッフ櫻田さんご夫妻もポンツーンまでお見送りにいらしてくださいました!ありがとうございます。

ストップ・ロックでのスタンバイ中

貴帆からの写真

午前4時11分サン・マロ水門を他20艇のClass40と共に通過し、海面に向かいました。
スタートまでのおやつには矢部さんの奥様よりいただいたお菓子がスタンバイされているようです!

レーススタートは11月4日(日)フランス時間の14時(日本時間:11月4日(日)22時)です!!

La Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.7

皆さん、こんにちは。
陸上班清水がお伝えいたします!

ついにスタート1日前となりました。
午前中はスキッパーに対する気象ブリーフィングが開催され運営からレース中の気象情報が説明されます。この一週間スキッパー同士で交わされる会話の大きなテーマの一つでした。

出艇申請書に署名する北田氏

北田氏は11月2日(金)レース運営に対しを提出!書面には「スキッパーはヨットレースが危険を伴うことを承知している(I know that sailing competition ca be dangerous)。」との確認事項も記載されています。

大西洋横断、自然と対峙するスポーツです。

スキッパーと船がタッグを組んだ熱い挑戦ですが、危険と常に対峙している事を改めて感じました。
ヴィレッジでは本日11月3日( 土)フランス時間13:03よりドッグアウトをスタートいたします。
貴帆は11月4日午前3:45分の通過。

いよいよ北田氏の挑戦のスタートが切られます!
ご声援のほど、よろしくお願いいたします!

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