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3月19日(月)にスタートをした森村さん、表さんによるBartolome号スタートの模様を、メルボルンより堀内さんにお知らせいただきました!
現地の様子が伝わるレポートをお写真と動画クリップと共にお楽しみください!
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3月18日7:00、メルボルン、ミドルブライトンのホテル前にはマイクロバスが止まり、大阪北港ヨットクラブから応援に集まった約30名の人々は、森村さんと表さんにそれぞれ頑張ってと声をかけ、スタート地点であるPortsea Pierに向かいました。

前日午後から風は上がり、Bartolomeを係留しているBlairgowrie Yacht Squadron(BYS)へ向かう間も、前線がはっきりと見えるほど雲の帯が向かう先の空に鎮座していました。もう悪い予感しかしないほどに。

9:00 BYSで行われたウェザーブリーフィングでは、風はかなり強いもののコンディションを見ながら予定通り15:00スタートすることが発表されました。これは松永在メルボルン日本国総領事がスタートの号砲を鳴らすことと、大阪からの多くの応援団に配慮して、可能性があるならできるだけスケジュール通りに行いたいという気持ちの表れでした。

3月18日ウェザーブリーフィング

セカンドスタート艇であるBartolomeとThe Edgeの2艇は、ブリーフィングの後それぞれ家族に別れを告げて、船の準備に取り掛かりました。

しかしながら、瞬間45Ktオーバーの吹き上がりを見せるコンディションではドックアウトすることすら難しく、13:00レースディレクターと実行委員長が両スキッパーと協議した結果、レーススタートは翌日に延期されることになりました。

 


(当時のコンディション動画)

残念ながら応援団の半数は大阪への帰途につかなければなりませんでしたが、それもまたレースです。Bartolomeのお二人はThe Edgeがそうしたように船内で一夜を過ごすことにしました。喧騒を離れて静かに集中するためにも、また船に慣れるのにもちょうど良い時間だったのかもしれません。

3月19日7:30、まだ風は少し残ってはいたものの、昨日のような危険度も下がっていたためThe Edgeが先に、そしてBartolomeがその後に続きました。この日も残っていた応援団はポンツーンから出陣する両艇に声援を送りスタートラインのあるPortsea Piarに向かいました。

10:15、スタート間近というところでThe EdgeとBartolomeの両艇が姿を現し、大急ぎでメインセールを上げていました。風とうねりが強く、The Edgeは2Pリーフ、Bartolomeは3Pリーフでのスタートでした。

スタートラインに向かう両艇

10:30 スタートの号砲が鳴らされ、ついにBartolomeのメルボルン大阪CUPダブルハンドレースの幕は切って落とされたのです。森村さんが前日インタビューで話していた通り、最後に龍に目を入れるために大阪への5,500マイルをたった二人きりでの挑戦が始まりました。
下記はオフィシャルサイトが編集したスタート動画です。

提供:メルボルン大阪CUP2018 オフィシャルサイト

その後、2艇はポートフィリップ湾を出るためにタックを返しThe Headsへと向かって行きました。大阪まで良い風が吹きますように!

スタート後の動画

そして森村さんからスタート直後の3日間、航海日誌が届きましたので共有させていただきます。

 

【航海日誌 1日目 3月19日】
本日レーススタート。20Ktの中でのスタート。スタートラインのブイが認識できず少し遅れてのスタート。
ポートフィリップ湾を抜けバス海峡に入る。20Ktの追って風。スピンを上げるかどうか迷うがすぐに30Ktまであがる。うねりが強い。侮れないバス海峡。

【航海日誌 2日目 3月20日 JST18:00】
昨日からの強い追っ手風は幾分収まり20Kt前後となる。昨日のDay Runは190NMとバルトロメの新記録樹立!MAX Speedも17.3Ktと新記録樹立!めでたい話だがかなり疲れた。しかしながらバス海峡トラブル無くすっと抜けれて感謝!

【航海日誌 3日目 3月21日 JST18:00】
昨日のDay Runは163NM、MAX Speedも13Kt。相変わらず15-20Ktの風。アビームで快走ではあるが途中はかなり強弱がありリーフしたり解除したりのリーフ祭りで疲労蓄積あり。まだ船に体がなれずコンピューターに向かってると吐きそうなので今日はこれにて終了。

21日朝Edenの近くを通り過ぎる頃、表さん撮影

 

体が適応するまできついと思いますが、大阪まで安全に帰ってきてください!!