toggle
JORA BLOG

【Bartolome号レース報告その3!(太平洋〜日本近海)】

【メルボルン大阪レース】

皆さん、こんにちは!
大きな盛り上がりを見せたメルボルン大阪カップ!
5月13日、大阪北港ヨットクラブではレース最後のフィニッシュ艇を迎えたようです。
JORAには森村さん・表さんのレース報告第3弾が届きました!
ぜひ、お楽しみください!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
記 :森村圭一朗氏
編集・英訳:堀内寛氏
英訳サポート:Ian MacWilliams氏

412

ソロモン海を抜けて南太平洋へ。

赤道を目指すが風はユッルユル。強ければ強ければで作業量は増えるが凪近くになるとこれまた作業量が増える。吹いてるか吹いてないかよくわからない風を辛抱して捕らえ、ちょっと帆走ってはすぐ止まる。あー!もー!ギャー!吹かんかい!っと心の中で叫びながら這うようなスピードでじりじりと北上する。
夜は新月で真っ暗。さらに風は落ちて完全に凪。どうにもこうにも船が動かんので船尾から鏡のような海面をボーっと見ていると船の船尾灯にイカが寄ってくる。

 1時間ほどイカを眺めて過ごす。

さらにいろんなプランクトンがいるみたいなのでバケツで海水をくみ上げて見る。バケツの中でアメンボみたいなプランクトンがピコピコ動いていたのでさらにそれを眺めて1時間過ごす。
昔、大学の講義で「自然科学という学問はまず自然を見つめることから始まるのだよ」といった教授の言葉を思い出す。

 2日間ほど赤道周囲ですったもんだ風の無い日々を過ごす。

413

午後1210分赤道越える!

今度は南半球から北半球へ!
赤い線はまたも見えず。残念ながら流れ落ちる水流が逆回転して落ちることも確認できなかった。緻密な(?)燃料計算の結果冷蔵庫を復活させることとし、早速とっておきのビールを冷やして乾杯!

あーうまい!
刺すような日差しの中、冷たいものが手に入る文明に感謝!

 

 414

ついにEdgeを捕らえる。
ソロモン海を抜け赤道へのアプローチで北上したのが功をそうした。北西へ行きたい(大阪方向)気持ちを抑えぐっと我慢してそのままプロパーコースを外れて北東方向へ。先に貿易風を捕らえることが出来たため、北西へ進路をとったEdgeに追いついた。その後、安定した貿易風を捕らえてからは風速も上がり船足も進む。Edgeとはなにかこのまま大阪までずっと絡んでいく感じがするなと思いつつずんずんゴールに向けて進んでいく。

 416

トラック島を通過。
20Kt前後の安定した東風の中、時にはコード0、時にはジェネカーを展開してひたすら大阪を目指す。たまにでかい積乱雲のため祭り(いつしか海が荒れてスッタモンダすることを「祭り」と呼ぶようになった。)が発生するがそれでも風があることはありがたい。トラック島を通過しさらに大阪へ。Edgeには少し先行される。32Ftとはいえ相手は硬派な完全レース艇。軽くて早い。キャビンの装飾など一切無くすべてむき出しの船内。
がんばっておいていかれんようにしたらどこかで逆転のチャンスが来るかも。
勝負は下駄を履くまでわからない。

 

420

グアム島周辺諸島を通過。さらに北北西に進路を進める。
そーいやそういうタイトルの映画があったっけなどと思いながらひたすら船足を進める。後ろからはMatrix ReLoadedがグイグイやってくる。こちらもクラス40という快速レース艇。ウォーターバラストをFullにして、どでかいセールを展開してぶっ飛ばしてくる。
むちゃくちゃ速い!
追いつかれるのは時間の問題かもしれないが、何とか逃げて行きたいもんだ。

 

426

室戸岬沖120NM
これまで東風を受け快調に飛ばしてきたがついに風が止まってしまった。
すぐ前の北緯32度ライン近くにおそらく黒潮があると思われる。これまで黒潮に流されることを考慮してやや西よりに進路をとっていたが、ここに来て風が止まるのは非常に痛い。入手した気象情報によると、この海域ではしばらく不安定な微風の天候が続きそう。大阪まで直線距離にして約200NMを残すところまで来たがここからもうひとふんばりな感じである。

 

神風よ、吹いてくれ~!
たのむ~!
お ね が い ~ !

・・・・・・・・・・・・・・・・・

April 12

Passing through the Solomon Sea to the South Pacific.
We’re heading for the equator but the wind is so variable. If it’s stronger, the amount of work increases but if it gets closer to calm the amount of work also increase. 
Take persistent winds that you do not know well, 
Whether they are blowing or not blowing, Stop running a bit after running a little. Ahhhhh! Blow!!!
We head north at a crawling speed. My heart also crawls as well.
It is pitch black at night with the new moon. Furthermore, the wind has fallen and it’s completely calm. The boat moves so much in its own way, you see the sea surface like a mirror, like a mirror from the stern. The squid comes to the stern light. I spend an hour watching them.
As well there seems to be plankton in the water. So we take a bucket of sea water and take a look at it. In the bucket, planktons like a water strider are moving blip blop and we spend an hour watching them further.
I remember the words of a professor from a Uni lecture who said, “natural science begins by looking at nature first”.
I spend my days without a breeze – around the equator for about two days.

April 13

12: 10 pm, We crossed the equator!

Now we were sailing from the Southern Hemisphere to the Northern Hemisphere!
That red line cannot be seen! Unfortunately we could not confirm that falling water flow falls in reverse rotation either. Getting an accurate Fuel calculation, we decided to revive the refrigerator, cool a beer and toast!
Ah, it is good!
Thanks to civilization that you can get cold ones in burning sunshine!

April 14

Finally we caught The Edge.
Passing through the Solomon Sea, we’ve approached the equator and made it northwards. I want to head to the northwest (Osaka direction) I restrain my feelings and endure a lot and just stay on the proper course, heading northeast. Since I was able to pick up the trade winds first, we’ve caught up to The Edge who took a path to the northwest. After that, with a stable trade wind, the wind speed rises. The Edge is now travelling well which has me thinking that we’ll be going to Osaka together.

 April 16

We passed through the Truk islands.
In the stable easterly wind of around 20 Kts, we sometimes fly our code 0, sometimes a genecker is developed and we aim for Osaka. Occasionally there were cumulonimbus clouds. We named one particular day “Festival” when there was rough seas – which caused us some trouble. We sailed along thinking that there was probably a movie with such a title.
Past the Truk Islands its on to Osaka. The Edge is now slightly ahead. Although it is 32 Ft it’s proving to be solid competition. It is light and fast. Not all the decoration of the cabin and all exposed barges.
We might get a chance to reverse the situation somewhere if we try hard.
I have no idea of the result until our game is over.

April 20

We pass through islands around Guam. Proceed further to the north – northwest.
We were sailing forward just thinking that there was a movie with such a title.
Matrix ReLoaded comes from behind. This is a fast race boat – a Class 40. She has set her Water Ballast Full, expands her big sail which takes her away.
It’s sooo fast!
It’s only a matter of time before they catch up but somehow I want to escape.

 April 26

At Cape Muroto offing 120 NM.
We’ve been pushed by the easterly wind so far but the wind has stopped at last.
It seems that the Kuroshio is probably near, we’re just before 32 degrees north latitude. Considering the Kuroshio,  I have taken a path to the west a little but it is very painful that the wind has now stopped. According to the weather information, the breeze will be unstable for a while in this area. I approached Osaka with a straight line distance leaving about 200 NM, but from here we are holding out a little bit longer.

 Kamikaze, please blow!
I’m begging!
Please!

2018-05-11 | JORA BLOG, Blog, 貴帆 Class40

塘内さん(ともうち)インタビュー第一弾!

みなさんこんにちは!
陸上班清水が2018年度開催Normandy Channel Race、貴帆 Co.Skipperとして参加される塘内さんにインタビューさせていただきました!
改めまして塘内さんは4月に実施されたワールドセーリング安全講習とJORAのClass40トレーニングを無事修了され正式にレース参戦が確定いたしていることを皆さんにご報告致します!
※みなさまへの発信が遅れましたが、本インタビューは3月14日にお伺いしたものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

インタビュー時のClass40から届いた冊子をお持ちくださいました!

陸上班清水(以下/清):
本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが塘内さんのヨット歴というかヨットを始められたきっかけはどのような?

塘内さん
ずっと海では遊んでいて、ダイビングなどでヨット以外のいろいろな船に乗っていました。自艇のマリーナで世間話をしてて60歳になったらヨットで世界中をフラフラして遊びたいってよく言っていたんですよ。そしたらたまたまマリーナで滅多に受けられない貴重なヨットのスクールに欠員が出たからどうですか?ということになって。それが42歳の時。じゃあ受けてみようと受けたその時の先生が超レース派という感じで。。。


マリーナで開催されたスクールはヨットレースのスクール?

塘内さん
そういうわけではなくて。私が今インストラクターをしているISPAというところで。ヨットにおける超ベーシックなことを勉強するコースですね。


それで現在は生徒からインストラクターになられたんですね!

塘内さん
国内外で経験を積んで10年かかりインストラクターになれました、私は優しい先生をしています(笑)


スクール後は以前お持ちだったクルージングボートはやめられたんですか?

塘内さん
そう。最初は60歳からっていうことだったんだけど、すぐヨットに変えた(笑)


塘内さんがお乗りになって来られたヨットとは?

塘内さん
自分で購入したのはまだ2艇だけなんだけど、JEANNEAU 31 ftでそのあとはBeneteau 38 ft。両方とも基本的にはシングルハンドで乗っていて。


そのヨットで国内レースに参加されていたんですか?

塘内さん
2艇ともバリバリのレースヨットではないので、オープンレースとか楽しいレースには参加していました。ちゃんとしたレーティングがあるハードなレース、それこそ沖縄レースや西宮レースはレース艇のクルーとして参加していました。あとはクラブレースで東京湾とか相模湾でちょこちょこ、いろんな船に乗っています。2016年のタモリカッップは生徒さんの船でスキッパーとして優勝したね(笑)


最初にヨットを購入されたのが、42歳の時ということですか?

塘内さん
翌年くらいに購入したから、セーリングヨット歴はちょうど10年。


国内でヨットに乗られていたということですが、国外でのオフショアレースにも興味をお持ちでしたか?

塘内さん
Volvo Ocean Race、 American’s Cupとかメジャーなものは見ていたけど、応援していた選手とかがいたわけでもなく、、、


今回のフランスでのNCRレース参戦への流れとしては随分意外なものだったのでしょうか?
国内で外洋レースも参加されていますが、今回のチャレンジにおいてNCRはダブルハンドで約1000マイル、距離に対する抵抗などはありますか?

塘内さん
海でずっと遊んでるし、ヨット始めて何を思ったかというと「ヨットに乗っていればどこまでもいけるなぁ」ということだったんだよね。だからヨットに乗っていて距離って意識したことないかな。


4月のトレーニングではワン・オーバー・ナイトorツー・オーバー・ナイトなども組まれていますが、いかがですか?

塘内さん
距離とかは心配していないけど、やっぱりパフォーマンス面で、セイルが重いとか船に慣れる必要があると思うけど、自分が船の上に何日もいることは苦にならないです。


陸上班にとってはなかなか船上で生活?するということが身近にないのですが、最長船にいた期間とかは?

塘内さん
レースだったら7日くらい?クルージングで寄港しながらだったら2週間とか?


それでは4月のトレーニングの目標としてはClass40艇に慣れるという点ですね?

塘内さん
そうだね。あとはあの船のパフォーマンス。北田さん曰く化け物だって!

塘内さん4月10日Class40トレーニグの様子


恥ずかしながら、パフォーマンスとは一体何なんでしょうか?

塘内さん
まず船の強度、波・うねり・風に対して人間がその船にのっていて不安になるかならないかという構造上の性能があると思うんです。でもそういうのが頑丈な船はまるで大理石に乗っているみたいに人間に直接衝撃が来るんだよね。そこがClass40は違うんだろうなと、、、NCRのようなレースでは、地形とか、水量、潮汐、天候とかに対応する人間の感性みたいなものが求められ、これを艇に伝え相当な状況でもダメージを与えない努力が必要だと思う、そうするとハイパフォーマンス艇は自然と乗員を守ってくれると思っています。結局のところパフォーマンスは安全の度合いかな。


北田氏とのダブルハンドはどうでしょうか?

塘内さん
2月の貴帆miniトレーニングで多分色々あるんだとは思うけど、フィーリングはとりあえず北田さんからOKもらって、とにかくついて行きますって感じです。


NCRレースに対しての不安は無しですかね?

塘内さん
いや、それはもうね。。。不安だらけっていうか夜もう寝むれなくなる感じもある。


今からですか?!(インタビュー:3月14日)

塘内さん
そう、夜とか風を見ているんだけど・・・西風と東風の大胆な変わり方を見るとエーってなる。考えがまとまらなくて眠れなくなる時はあるよ(笑)色々イメージトレーニングはしてて!


NCRレースへの具体的な目標とかは?(2017年記録は24艇中15位)

塘内さん
いや、もう完走だよね。船を壊さず完走!欲をいうと前回の記録を上回りたい。オフショアの僕のポリシーは「船を壊さない・完走」なんだよね。


大西洋は今回が初めて?

塘内さん
アドリア海とかはあるけど大西洋は初めてで、フランスも初めて!


NCRにどのようなことを期待されていますか?

塘内さん
やっぱり初フランスだし、フランスに期待しています。JENNEAUにしてもBeneteauにしても両方フランス製のヨットだし、日本ではフランスは冒険の国と言っているから、冒険の国を知ってみたい。情報では耳にして「バカなことをやってるなぁ〜」と思っていたけど、どんなものなんだろうと。


塘内さんにとって何を指して冒険と?

塘内さん
多分、人の個人差はあると思うけどその人が自分の限界に挑むような活動じゃないかな?ヨーロッパではすごい長距離の山歩きの大会とかそういうこともあるけど、ああいうのも一種の冒険だと思う。知識がないと死んでしまうこともあるし、自分への挑戦。知識と肉体の限界にトライすることかなぁと。そのDNAをフランスで垣間みれるんじゃないかなぁと。それに改めて考えると「充電」ということなのかな?巡り巡って自分に戻ってくるものという感じです。


なるほど!本日はいろいろなお話をお伺いさせていただきありがとうございました!

・・・・・・・・・・・・・

トレーニング風景

レース参戦のために北田さん・塘内さんは5月中旬よりフランスに渡ります。
いよいよスタートラインが近づいております!陸上班もみなさんにたくさんのレポートをお届けできるよう頑張ります!!

  
  

【メルボルン大阪レース】レース報告その2!

【メルボルン大阪レース】
先月4月29日、大阪に無事フィニッシュをされたBartolome号よりレースレポートが届きました。
3月27日〜4月8日における船上でのレース模様をお写真と一緒にご覧頂けます。
レースを楽しむ森村さん、表さんのお姿が素敵です!無事のフィニッシュおめでとうございます!!!
また堀内寛氏による英語Versionも合わせてお楽しみいただけますので、ぜひご覧ください!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レース報告その2タスマン海〜珊瑚海〜ソロモン海

記 :森村圭一朗氏
編集・英訳:堀内寛氏
英訳サポート:Cat Nakamichi氏

 

327

レーススタート前にSYCのジェニファーからいただいた手作りのアップルケーキ。冷蔵庫が一時停止となるためひたすらこのケーキを食べて3,4日過ごす。ジェニファーはぽっちゃりした親切なおばさんだが、さすがはヨット乗り。ホールのケーキを小分けにして一個ずつすべてジプロックに入れて渡してくれた。さっと取り出して食べれるのが助かる。同時にいただいたアボガドは冷蔵庫の中で別の生物に育ちつつあり、タスマン海への捧げものとなる。

328

タスマン海に別れを告げ珊瑚海に入る。珊瑚海に入ったとたん再びRace Directorより入電あり。今日の晩から3545Ktの風、あと波高は6m超える様子、注意してくださいなと。その情報どおり夜中過ぎより風が徐々に上がり始め翌朝には43ktにまで上昇する。

 すごい光景!

ここにいないと見れない情景がある。
海面が本当に生き物のように見える。
どこにでも逃げられるはずなのにどこにも逃げられない凶暴さを感じる一方で不思議と見とれる景色が広がる。

まるで生き物のような海面

メインはフルダウン。ジブを半分ぐらいリーフして疾走していく。
建物の3階くらいからの高さから落とされるが船は結構安定していている。
やっぱり外洋に出るには船の腰の強さが本当に大事だと痛感する。
インスペクションで復元消失角度の大きさにはかなりこだわっていたことが理解できた。
幸い40Kt越えは3時間ほどで終了。その後風は東に変わり20Kt程度。
アビームのいい風を受け軽快に走りEdgeとの距離を少し縮めてソロモン海に入る。

珊瑚海で束の間の休息

41

南緯17度を超え、Race Director17度を超えたというpassing reportを送る。珊瑚海を抜けソロモン海へと侵入するが東風が北風に変わり気持ちのよいセーリングは終了。ここからソロモン海を抜けるまで約10日間ひたすらクローズホールドを走ることになる。

44

Race Directorより再び入電。温帯低気圧に変わったIrisちゃんが再びハリケーンとして復活。後続スタートしたほぼ全艇に近くの港に避難するように避難勧告が出された。続々と後続艇は近くの港に避難して3日ほど過ごした後再びレース再開となった。はるか前方を行くMorning Star、ちょっと前を行くEdege、後ろから迫り来るAllegroChinese Whisperの両艇はこれに巻き込まれずにレースをそのまま続行することに。

レースが始まってからスピンとかジェネカーとかコードゼロとかなんか軽くてスピードの出そうな奴をまったく使う機会がない。

46

南緯9度を超え再びPassing reportRace Directorに送る。ソロモン海に入りずっと北風の中を北東方向に走りブーゲンビル島近くにまで来たときに微風につかまる。そのうち完全な凪となる。ここで2日間ほど足止めを食らうが夜は毎夜暴風に見舞われた。微風と暴風雨の繰り返し。日中にぐんぐん育った積乱雲が夜の気温低下により一気にダウンバーストしてくる。2Kt程度の風がいきなり25Ktにまで上昇し上空からの冷たい風が激しい雨とともに吹き降ろしてくる。リーフ、リーフ解除、コード0の上げ下げの繰り返し。なんだかリーフ作業の練習のように数知れずこの作業を繰り返した。

48

やっとそよそよだが安定した北風をつかんでソロモン海を抜ける見通しがついたとき、後発スタートしたAllegroを肉眼で発見!

Allegro

でかい!そしてやっぱり速い!
Allegro
FBでも紹介されているが超豪華な船。エアコン完備で造水機つきでたっぷりと容量のある冷蔵庫にバーカウンターまでついている。どっかにきれいなお姉さんもついてそうな勢いであった。
拙艇とほぼ同じ風速風向の中を走っているのにスピードと角度がまったく違う。
ミートしたものの、見る間に見えなくなってしまったが大人と子供との戦いと割り切ってしずしずとソロモン海を抜け410日ついに南太平洋海域に出た。

ソロモン海抜けるまで長かった~!

 ・・・・・

[English version]

 March 27

We were only eating the hand-made Apple Pie that Jennifer from SYC had made for us prior to departing, for a couple days because of the fridge must now be temporarily suspended. Jennifer is not only a very kind cheerful lady but also a sailor. She gave us each pack which was separated a piece of whole cake. It was so useful that we could grab and had easily. But the avocado that she gave us the same time were grown a different creature in the fridge so I threw them into the Tasman Sea as the dedication.

 

March 28

We said good-bye to the Tasman Sea and entered the Coral Sea. As soon as we entered the Coral Sea, we received a call from the race director again. He called our attention to the  imminent wind conditions of 35-45Kts, and waves of 6 m or more. According to the forecast, the wind would gradually rise from midnight to 43Kts the next morning.

 

What an incredible scene!

You have to see it to experience it.

The surface of the sea really looks like a living creature.

It seems like you can go anywhere but there is the terrible fact that there is no where to go. It’s a mesmerising sight.

 

We dropped the main and half furled the jib. Surfing waves of 3m Bartolome is thankfully stable. Out in the open ocean a sturdy hull is greatly appreciated. Now we understand why the inspectors were so particular about the angle of vanishing stability.

 

Fortunately, the 40 Kt winds only lasted three hours. Then it shifted to the East at about 20 Kts. We caught up some distance on The Edge on a beautiful reach into the Solomon Sea.

 

April 1

As we passed the South latitude 17, we sent the Race Director a passing report. Leaving the Coral Sea we entered the Solomon Sea where the wind changed to the North ending our easy sailing. From now until leaving Solomon Sea, it will be 10 days of close hauling.

 

April 4

Another call from the Race Director. Cyclone Iris which had downgraded to a low pressure system was again gaining cyclone strength. An evacuation order had been issued to the boats in the main start. The main start boats retreated to nearby ports to hold out for 3 days before the race was restarted. Continuing were Morning Star-miles ahead, The Edge-a little ahead and chasing us, Allegro and Chinese Whisper and us. We have had no chance to use the light sails since the start.

 

April 6

As we passed the South latitude 9, we sent the Race Director a passing report. Since entering Solomon Sea, the wind has been from the North, and sailing in a North East direction close to Bougainville Island we finally caught a light breeze, which eventually died. For 2 days we were stuck with a gale blowing up at night. We flipped between light breezes and stormy weather. Storm clouds that built during the day became downbursts with the evening change in temperature. 2 Kts of wind suddenly grew to 25 Kts, bringing cold winds and heavy rain. Put in a reef, take out a reef. Put the code 0 up, take it down. Repeat. Constant repetitons feel like a never-ending reefing drill.

 

April 8

Just as we finally caught a stable wind to leave the Solomon Sea, Allegro’s sails became visible behind us.

Huge! and Fast!

As you can see on the Allegro’s Facebook, she is a luxurious yacht. Fully air-conditioned, a huge fridge and bar counter.

Sailing in the sama wind condition, but their speed and  line are very different.

In no time at all, they disappeared ahead of us.  No time for sulking, this is a serious race! We inched our way out of the Solomon Sea and into the South Pacific, So happy to be out of the Solomons!

 

 

 

1 2 3 4 5 44