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2018-05-26

【Normandy Channel Race 2018】レポート③

皆さん、こんにちは!
25日よりレースヴィレッジが一般公開され、サン・ピエール停泊地には27艇のClass40が並んでいます。
ポンツーンでは各艇で忙しくレーススタート前の準備が進められておりますが、陸上班はチーム貴帆の北田さん&塘内さんにスタートライン目前インタビューをさせていただきました!


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(陸上班、以下:陸)

陸:
早速ですが、5月20日(日)〜22日(火)までのおよそ2日半の回航は、お二人にとってレース前のウォーミングアップとなったのではないでしょうか? 

塘内さん:
今回の回航は、レースと重なる部分もあり、実感が湧く回航だったと思います。船にもだいぶ慣れてきたかな。

陸:
塘内さんは3月のインタビューではレース前の目標としてClass40艇に慣れる事を挙げてくださいましたが、4月のトレーニングと今回の回航を経て、その点をどのように考えていらっしゃいますか?

塘内さん:
船の実感は、体感的にだいぶ掴めたかなぁと思っています。あとは、構造というか艤装に慣れたと思います。

陸:
回航に出向される前に、回航中にお二人で色々試しながらセーリングされるとのお話がありましたが?

北田さん:
ダウンウィンド以外は全部試せた!そろそろダウンウィンドかなぁと思ったタイミングで、風がなくなって、、、

塘内さん:
そう。突然微風!おっキタキタと思ったら突然(風が)無くなって。。。

陸:
回航中にやり残したという点はダウンウィンドウということですね!

北田さん:
そうだね。だからダウンウィンドウと強風でのリーチングはぶっつけ本番で!(笑)

陸:
今回のNormandy Channel Raceが今シーズン初レースですが、船のコンディションはいかがですか?

北田さん:
コンディションは良いと思う。フランスで3年目になるけど、1レース毎にナビゲーションシステムから艤装まで少しづつアップデートしているので、良くなっています。

陸:
昨年のLes Sables – Horta – Les Sablesからさらに良くなっているということですね!北田さんご自身のシーズン初レースに対する気持ちなどは?

北田さん:
3年目なので、緊張感はなく楽しめる!特にNormandy Channel Raceは2回目で昨年の挑戦の際は、レースコースも複雑で、レースヴィレッジがある街中のサン・ピエール停泊地にチャネルをのぼって船を持ってくるなど何もかもが初めてだったから常にドキドキしていたけど、今回は余裕があるかな。

陸:
レースに対してはいかがですか?

北田さん:
去年はイケイケであまり周りが見えていなかったけれど、今回は景色やレースを楽しめそうです。できるだけサボって塘内さんに頑張ってもらおうかなぁと(笑)

陸:
ルーティングやウェザーの確認をされていましたが、いかがでしょうか?
この時期の海域はやはり変わりやすい気象なのでしょうか?

北田さん:
昨年のレースより二週間遅いスタートなので、気象も随分穏やかな時期になってきていると思う。5月上旬特有の爆風はないかなぁと思っていて気持ちは随分楽かな。。。吹いたりして〜(笑)

塘内さん:
ははは(笑)

バウでルーティングを確認するお二人

陸:
注意しているポイント、逆に楽しみなポイントはありますか?

塘内さん:
僕は全部が楽しみ!
ただ帰りのガーンジー島が悩ましいかな?

陸:
どのような点が悩ましいのでしょうか?

塘内さん:
潮と遠浅!そこがちょっと頭がいたい。。。

北田さん:
海面が危険な状態でコントロールが難しいので、いい迷惑(笑)

陸:
日中のファストネットロック通過は?

北田さん:
昨年のNormandy Channel RaceとFastnet Raceでは真夜中のファストネットロックだったので、今回は3度目の正直で明るい時間がいいなぁ。

陸:
今回のNormandy Channel Raceキャンペーンは前回の参戦に引き続き、多くの日本人セーラーをオーシャンレースの舞台へという目標のもとJORAサポートによる活動になります。北田さんは貴帆のSkipperとして、レース毎に異なったパートナー(Co.Skipper)とレースに挑戦されています。簡単ではないと思いますが、どう捉えていらっしゃるのでしょうか?

北田さん:
もちろん毎回パートナーが違うというのは誰に対しても初めてのコンビネーションになり大変なのは間違いないです。
ただこういう機会に日本人にどんどん今回の様なレース経験を積んでもらって、特に塘内さんはISPAでインストラクターをされているので、そのインストラクトの延長でこういったレースがあることを伝えてもらい、ますますオーシャンレースのファンを増やせればと。自分もやってみようかな?!というチャレンジャーが生まれてくるような展開になれば嬉しい。
それに1000マイルのレースに参加するためには安全講習や海上におけるファーストエイド講習を受けなくてはいけない。JORAだけでなく、こういった講習の重要性をプラスアルファーの情報として塘内さんに発信してもらうことで、日本の海洋安全文化の醸成にプラスになるのではと思っています。

陸:
なるほど。。。塘内さんよろしくお願いいたします!
レースにおける、塘内さんとのコンビについてはどう考えていらっしゃいますか?

北田さん:
昨年は後藤くんと挑戦して、彼はプッシュマンだったけれど、塘内さんはセーフティー。
両極端な展開なんじゃないかな?せっかくのレースなので、一つでも上の順位でフィニッシュできればと思います。

陸:
塘内さんにとって大西洋でのレースは初めてですね!スタートラインに並ぶ心境とは?

塘内さん:
楽しみでワクワクしています。

陸:
何か違った点などはありましたか?

塘内さん:
今の様なスタンバイの期間にしても、こちらの運営のレースの考え方、スタンス、規模の違いを感じています。
3カ国にまたがるレースなんてなかなか体験できないので、非常に楽しみです!4カ国にならないようにしたい(笑)

陸:
Normandy Channel Raceではカーンをスタートし、いくつかのマークポイントを通過し1000マイルを帆走りカーンにフィニッシュするというコースですが、このようなコースは大西洋独特ということでしょうか?

塘内さん:
なかなか無いコースで、本当にユニークなレースだと思います。

陸:
セーラーのお二人はこのユニークなコースをどのように捉えていらっしゃるのでしょうか?
ワクワクといった感じなのでしょうか?

北田さん:
順風ならすごく面白くてテクニカルだと思うけれど、吹くとすごいコースなので、これは日頃の行いが出るかな(笑)

塘内さん:
ははは!6日間のレースなので、最初から楽では無いことは確かかと。。。

陸:
レース中に心がけていることはありますか?

塘内さん:
僕はちゃんと食べて、ちゃんと寝る!

北田さん:
二人合わせて100歳オーバーなので、オトナモードのレースができれば良いかと。

陸:
JORAにご声援をくださる皆様に一言お願いいたします!

塘内さん:
素晴らしい会場なので、ぜひ皆さんにも見に来て欲しい!少しでも現地の様子が伝われば良いと思います!

北田さん:
無事にフィニッシュして日本に帰り仕事します!!

陸:
お二人とも本日はありがとうございました!!
27日(日)のスタートラインが近づいてまいりました!チーム貴帆で頑張ってください!

 

 

 

 

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